高圧碍子
これは、電路の絶縁を保つために作られている陶器製の電材であり、日本の配電系統では
6600ボルトの電圧が用いられるため、この電圧用の絶縁性能を有した碍子が高圧碍子です。
日本は海に囲まれた島国であるため、海からの塩の影響が大きく、碍子も塩害を考慮した
強い設計になっております。そのため、海外製、特に塩害の影響が少ないヨーロッパのメーカーで
作った碍子は、日本に風土に合わないことがあり、すぐに沿面絶縁破壊に至る危険性があります。
高圧碍子を始め、やはり電材選びには慎重にならないといけません。